〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2021-01-01 to 1 day

▶ スタンリー・キューブリックの映画『 アイズ ワイド シャット 』( 1999 )を哲学的に考える〈 3 〉

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 7章 キューブリックにおける〈 夢 〉の意味 キューブリックが描き出した夫婦関係の非対称性とは、男が女に精神的に服従するというものでした。それによって男は〈 夫 〉という主体になり、女は〈 妻 〉という主体になるの…

▶ スタンリー・キューブリックの映画『 アイズ ワイド シャット 』( 1999 )を哲学的に考える〈 2 〉

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 5章 〈 夢 〉という現実 キューブリックが面白いのは、夢や幻想を現実であるかのように仕立て上げる所です ( 例えば『 博士の異常な愛情 ( 1964 ) 』のラストなど )。正確に言うならば、夢がそのまま現実へと滑らかに接続…

▶ スタンリー・キューブリックの映画『 アイズ ワイド シャット 』( 1999 )を哲学的に考える〈 1 〉

監督 スタンリー・キューブリック 公開 1999年 原作 アルトゥール・シュニッツラー『 夢小説 ( 1926 ) 』 出演 トム・クルーズ ( ビル ) ニコール・キッドマン ( アリス ) シドニー・ポラック ( ビクター・ジーグラー ) 1章 無意識の欲望に踏み込むことの危…