〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

◆ CINEMA the 2000s

〈 Think Film Core 〉 ..... on Ridley Scott's film 『 Blade Runner The Final Cut ( 2007 ) 』

■ Since the clarification of the mystery and the explanation of the details in "Blade Runner ( 1982 )" can already be found in numerous articles, we will take a more philosophical approach here. Considering that the final cut of "Blade Run…

〈 Think Film Core 〉 ..... on Mary Harron's film 『 American Psycho ( 2000 ) 』

■ There was once a question among movie fans as to whether the film's protagonist, Patrick Bateman, actually committed killing Act or just had Fantasy of murder. This is because at the end of the film, Bateman's secretary, Jean, found a no…

▶ 映画『 CHLOE 』( 2009 : directed by アトム・エゴヤン ) を哲学的に考える

映画 『 CHLOE 』 監督 アトム・エゴヤン ( Atom Egoyan : 1960~ ) 公開 2009年 出演 アマンダ・サイフレッド ( Amanda Seyfried : 1985~ ) クロエ ジュリアン・ムーア ( Julianne Moore : 1960~ ) キャサリン・スチュアート リーアム・ニーソン ( Liam Nees…

▶ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 4 〉

前回 ( 上記 ) の記事の続き。 6章 ハネケが無意識に考える集団的なもの 実は、ハネケが集団的なものの謎めいた不特定性を描いたのは『 白いリボン 』が初めてではありません。彼は既に、『 隠された記憶 ( 2005 ) 』の結末でも、集団的なものの不気味な不…

▶ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 3 〉

前回 ( 上記 ) の記事の続き。 5章 悪の出現 ようやく、ここにきて『 白いリボン 』におけるハネケの無意識的狙いを哲学的に解釈出来ますね。そのためには、ハネケの『 ファニーゲーム 』を念頭に置いておく必要があります。『 ファニーゲーム 』は通常は大…

▶ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 2 〉

前回 ( 上記 ) の記事の続き。 4章 ハネケのアプローチ 以上の事を踏まえた上で、『 白いリボン 』について考えていきましょう。多くの人が気付いているように、この作品はドイツの村での陰鬱な出来事がナチスの到来を予感させるものとして描かれています。…

▶ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 1 〉

公開 2009年 監督 ミヒャエル・ハネケ 脚本 ミヒャエル・ハネケ 出演 クリスチャン・フリーデル ( 教師 / エヴァと結婚する ) エルンスト・ヤコビ ( 語り手 / 過去を語る年老いた教師の声役 ) レオニー・ベルシュ ( エヴァ / 男爵家の乳母 ) ウルリッヒ・ト…

▶ ジョナサン・グレイザーの映画『 記憶の棘 』( 2009 )を哲学的に考える

監督 ジョナサン・グレイザー 公開 2004年 脚本 ジャン・クロード・カリエール ミロ・アディカ 出演 二コール・キッドマン ( アナ ) キャメロン・ブライト ( ショーン ) ダニー・ヒューストン ( ジョセフ ) ローレン・バコール ( エレノア ) 1章 死んだ夫と…

ベルナルド・ベルトルッチの映画『 ドリーマーズ 』( 2003 )を哲学的に考える

監督 ベルナルド・ベルトルッチ 公開 2003 年 原作・脚本 ギルバート・アデア 出演 マイケル・ピット ( マシュー ) エヴァ・グリーン ( イザベル ) ルイ・ガレル ( テオ ) ジャン・ピエール・レオ ( ジャン・ピエール・レオ / 本人役 ) 1章 "映画" …

▶ ラース・フォン・トリアーの映画『 アンチクライスト ( 2009 ) 』を哲学的に考える

監督 ラース・フォン・トリアー 公開 2009 年 出演 シャルロット・ゲンズブール ウィレム・デフォー 1章 崩壊する男女関係 ラース・フォン・トリアーがこの映画で描き出そうとしているのは、崩壊する男女関係の、しかも女性の側に比重を置いた崩壊過程の、…

ギレルモ・デル・トロの映画『 パンズ・ラビリンス 』を哲学的に考える

監督 : ギレルモ・デル・トロ 公開 : 2006年 出演 : イバナ・バケーロ ( オフェリア ) : アリアドナ・ヒル ( カルメン 〈 オフェリアの母 〉 ) : セルジ・ロペス ( ビダル 〈 フランコ軍大尉。カルメンの再婚相手 〉 ) : ダグ・ジョーンズ ( パン 〈 …

▶ クリストファー・ノーランの映画『 メメント 』( 2000 )を哲学的に考える

初めに。この記事は映画についての教養を手短に高めるものではありません。そのような短絡性はこの記事には皆無です。ここでの目的は、作品という対象を通じて、自分の思考を、より深く、より抽象的に、する事 です。一般的教養を手に入れることは、ある意味…