〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2022-03-01 to 1 month

▶ ロシアのウクライナ侵攻から生起するもの。国家という政治形象を欲する人間、そして民主主義における人間〈 1 〉

■ 2022年2月24日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが隣国ウクライナへの軍事侵攻を開始した。民主主義的観点からはいかなる理由があれこのロシアの侵略行動が非難されるべきなのは当然なのです ( 僕自身もこの立場です ) が、恐ろしいのは、世界中からの…

▶ 映画『 田舎司祭の日記 』( 1951 : directed by ロベール・ブレッソン ) を通じて映画批評と神学について考える〈 3 〉

■ 前回 ( 上記 ) の記事 ( 2022 / 03/22 ) からの続き。 5章 愛としての死 司祭が死について考えていた事。それは司祭の内面の苦悩 ( 信仰への疑念 ) の帰結でもあったのですが、率直に言うなら、それは 死において愛が完成されるという信仰の究極の帰結 な…

▶ 映画『 田舎司祭の日記 』( 1951 : directed by ロベール・ブレッソン ) を通じて映画批評と神学について考える〈 2 〉

前回 ( 上記 ) の記事 ( 2022 / 03/22 ) からの続き。 3章 信仰と自由意志 伯爵の娘シャンタルは、家庭教師のルイーズが父親と浮気しているのが許せずに殺してやりたいと司祭に打ち明ける ( 11~14 )。ここで注意すべきは、司祭が、彼女の憎しみの気持ち自体…

▶ 映画『 田舎司祭の日記 』( 1951 : directed by ロベール・ブレッソン ) を通じて映画批評と神学について考える〈 1 〉

はじめに ------------------ この記事は映画についての教養を手短に高めるものではありません。ここでの目的は、作品という対象を通じて、自分の思考を、より深く、より抽象的に、する事 です。一般的教養を手に入れることは、ある意味で、実は "自分が何も…