〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2019-01-01 to 1 month

▶ アッバス・キアロスタミの映画『 桜桃の味 』( 1997 )を哲学的に考える

監督 アッバス・キアロスタミ 公開 1997年 出演 ホルマン・エルバディ ( バディ 役 ) アブドルホセイン・バゲリ ( バゲリ 役 ) 1章 桜桃を味わうこと この映画の主人公バディは、車に乗って自殺を手伝ってくれる人を探しに出かけます ( 自殺の理由は示され…

▶ イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1967 )を哲学的に考える〈 3 〉

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 4章 顔からの解放 おそらく、この映画でのベルイマンの狙いとは、舞台における演技者同士のやり取りの本当の対象が第三者の観客であるならば、そのやり取りがどのようなものであれ第三者に届くという舞台あるいは映画にお…

▶ イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1967 )を哲学的に考える〈 2 〉

上記 ( 前回 ) の記事からの続き。 3章 演技の虚構性 このへんで映画のストーリーの方に立ち戻ってみましょう。女優のエリザベートは舞台で突然沈黙してしまう。その理由は笑いそうになったからという。ほとんどの人は、この理由は見過ごしてしまうでしょう…

▶ イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1967 )を哲学的に考える〈 1 〉

監督 : イングマール・ベルイマン 公開 : 1967年 撮影 : スヴェン・ニクヴィスト 出演 : ビビ・アンデション ( アルマ ) : リヴ・ウルマン ( エリザベート・フォグラー ) : マルガレータ・クルーク ( ドクター ) : グンナール・ビヨルンストランド ( …

▶ 映画『 マドモワゼル 』( 1966 : directed by トニー・リチャードソン )を哲学的に考える

映画 『 マドモワゼル ( Mademoiselle ) 』 監督 トニー・リチャードソン ( Tony Richardson : 1928~1991 ) 公開 1966年 脚本 ジャン・ジュネ ( Jean Genet : 1910~1986 ) マルグリット・デュラス ( Marguerite Duras : 1914~1996 ) 撮影 デヴィッド・ワトキ…