〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2022-08-01 to 1 month

▶ マルコ・ベロッキオの映画『 中国は近い 』( 1967 ) を哲学的に考える〈2〉

第4章 打算的意図による肉体関係、あるいは性的欲望による肉体関係 ▨ ヴィットーリオの "会計士" として雇われる事に成功したカルロは、 ヴィットーリオの姉 エレナと肉体関係を結ぶ ( 17~18 )。 これは、 裕福なエレナと関係を築いて経済的な恩恵に与ろう…

▶ マルコ・ベロッキオの映画『 中国は近い 』( 1967 ) を哲学的に考える〈1〉

監督 マルコ・ベロッキオ 公開 1967年 出演 グラウコ・マウリ ( ヴィットーリオ 役 ) ピエルルイージ・アプラ ( カミ―ロ 役 ) パオロ・グラツィオーシ ( カルロ 役 ) エルダ・タットーリ ( エレーナ 役 ) ダニエラ・スリーナ ( ジョヴァンナ 役 ) 第1章 政…

▶ サルヴァトーレ・サンぺーリの映画『 青い体験 』( 1973 ) を哲学的に考える

監督 サルヴァトーレ・サンぺーリ 公開 1973年 製作 シルヴィオ・クレメンテッリ 撮影 ヴィットリオ・ストラーロ 出演 ラウラ・アントネッリ ( アンジェラ 役 ) アレッサンドロ・モモ ( ニーノ 役 ) テューリ・フェッロ ( イニャツィオ 役 / ニーノ、エンツ…

▶ ピエロ・パオロ・パゾリーニの映画『 アッカトーネ 』( 1961 ) から『 ソドムの市 』( 1975 ) までの移行について哲学的に考える〈 2 〉

A. しかし、興味深いのは、このような "遺物 ( 排泄物 ) の生命回復" の試みは、この後の作品系列で、現代社会的なものの描写を通じて為されるのではなく、 より "過去的なもの / 神話的なもの" の描写を通じて為されていくという事です。 B. この事は何を意…

▶ ピエロ・パオロ・パゾリーニの映画『 アッカトーネ 』( 1961 ) から『 ソドムの市 』( 1975 ) までの移行について哲学的に考える〈 1 〉

監督 ピエロ・パオロ・パゾリーニ 公開 1961年 出演 フランコ・チッティ ( ヴィットリオ・"アッカトーネ"・カタルディ 役 ) フランカ・パスット ( ステラ 役 ) シルヴァーナ・コルシーニ ( マッダレーナ 役 ) 第1章 ネオレアリズム映画ではない 『 アッカト…

▶ トッド・フィリップスの映画『 ジョーカー 』( 2019 ) を哲学的に考える

はじめに ------------------ この記事は映画についての教養を手短に高めるものではありません。ここでの目的は、作品という対象を通じて、自分の思考を、より深く、より抽象的に、する事 です。一般的教養を手に入れることは、ある意味で、実は "自分が何も…