It ( Es ) thinks, in the abyss without human.

Not〈 I 〉 but 〈 It 〉 thinks, or 〈 Thought 〉 thinks …….

▶ BOOKS 【 イギリス文学 】

▶ ジョン・ウィリアム・ポリドリの小説『 吸血鬼ラスヴァン 』( 1819 ) について哲学的に考える〈2〉

Chapter3 吸血鬼という普遍的記号表現 1 ポリドリは、ラスヴァン ( バイロン ) をそこに結びつけるに当たって、まず吸血鬼という 記号表現 / シニフィアン が固有名詞以上の普遍性 ( 時代や国を越えて広がる ) を持っている事を理解している。 吸血鬼とい…

▶ ジョン・ウィリアム・ポリドリの小説『 吸血鬼ラスヴァン 』( 1819 ) について哲学的に考える〈1〉

「 吸血鬼ラスヴァン 」 『 吸血鬼ラスヴァン 英米古典吸血鬼小説傑作選 』所収 著者 ジョン・ウィリアム・ポリドリ / John William Poridori ( 1795~1821 ) 訳者 平戸懐古 発行者 東京創元社 ( 2022 ) Chapter1 吸血鬼小説の源流 1 今日、吸血鬼小説とい…

▶ メアリー・シェリーの小説『 フランケンシュタイン 』について哲学的に考える。ファミリー・ロマンスの此岸に現れる知性〈 2 〉。

▶ Chapter 4 ファミリーロマンスとしての家族 [ 1 ] メアリーは両親の著作に観念的に依拠していた。 この場合の 観念的 とは、たんに両親からの知的教育を受けた結果としての知的尊敬というだけの意味ではありません。 それはもっと人生における根源的な…

▶ メアリー・シェリーの小説『 フランケンシュタイン 』について哲学的に考える。ファミリー・ロマンスの此岸に現れる知性〈 1 〉。

『 フランケンシュタイン 』 光文社古典新訳文庫 原題 『 FRANKENSTEIN ; OR, THE MODERN PROMETHEUS 』( 1831 ) 著者 メアリー・シェリー 訳者 小林章夫 2010年10月20日 初版第一刷発行 発行所 株式会社 光文社 ▶ Chapter 1 〈 フランケンシュタイン 〉と…

▶ オスカー・ワイルドの戯曲『 サロメ 』を読んで考える

『 サロメ 』光文社古典新訳文庫 著者 オスカー・ワイルド 訳者 平野啓一郎 2012年4月20日 初版第1刷発行 発行所 株式会社 光文社 目次 サロメ 註 田中 裕介 訳者あとがき 平野啓一郎 解説 田中 裕介 『 サロメ 』によせて 宮本 亜門 年譜 現在では『 サロメ…