〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

◆ BOOKS [ 映画理論 ]

▶ パゾリーニの映画論『 ポエジーとしての映画 』について哲学的に考える〈 3 〉

A. パゾリーニが、メッツのようにパロールの映画ではなく、詩の映画について述べる時、そこで言われているのは、"話された言葉" の理解を巡っての散文性と詩の二極の解釈の違いというような言語学的定義に関するもの ( それはメッツの方の拘りでしかない ) …

▶ パゾリーニの映画論『 ポエジーとしての映画 』について哲学的に考える〈 2 〉

A. パゾリーニとメッツの 記号を巡る解釈の最大の相違点は、"映画的語り" をどう考えるかという点において現れる。メッツはここで映像が "書き言葉・書かれた文" と一見対応するかのような凡庸な言語学的映画解釈を避ける事は出来ている。むしろ映像は "話し…

▶ パゾリーニの映画論『 ポエジーとしての映画 』について哲学的に考える〈 1 〉

A. ピエル・パオロ・パゾリーニが1965年に映画論『 ポエジーとしての映画 ( Il cinema di poesia ) 』を発表した時、クリスチャン・メッツを初めとするアカデミックな言語学者兼映画理論家たちから、その言語学解釈の非厳密性を批判されるという事がありまし…