〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2020-05-18 to 1 day

▶ ベルナルド・ベルトルッチの映画『 暗殺のオペラ 』( 1970 )を哲学的に考える〈 4 〉

■ "真実を知りながら、秘密を守る" ( 126~127 ) 、"僕もこの陰謀劇の共犯者でしかないからだ" ( 128 ) 、と英雄の死に対し沈黙を守り、英雄の伝説を三人組と同様に守ろうと考えるアトス。もちろんアトスは、先に述べた父の死に至る経緯の真相に薄々気付きな…

▶ ベルナルド・ベルトルッチの映画『 暗殺のオペラ 』( 1970 )を哲学的に考える〈 3 〉

■ 父親はファシストの報復で殺された、という推理を一旦はしたアトスですが、父親が、劇場での『 リゴレット 』上演中に殺されたのと、ムッソリーニ暗殺計画の舞台が同じ劇場での『 リゴレット 』上演中であること ( アトスの父親は爆弾での暗殺を提案したが…

▶ ベルナルド・ベルトルッチの映画『 暗殺のオペラ 』( 1970 )を哲学的に考える〈 2 〉

■ ドライファの話を聞いたアトスだが、あまり興味がないのか、すぐに帰ろうとする ( 25~26. )。明らかに引き留めにかかるドライファ ( 26. のシーンの後で、彼女はわざとと気を失ったふりをしてアトスを心配させ帰りづらくしている )。暗殺事件での警察の捜…

▶ ベルナルド・ベルトルッチの映画『 暗殺のオペラ 』( 1970 )を哲学的に考える〈 1 〉

初めに。この記事は映画についての教養を手短に高めるものではありません。そのような短絡性はこの記事には皆無です。ここでの目的は、作品という対象を通じて、自分の思考を、より深く、より抽象的に、する事 です。一般的教養を手に入れることは、ある意味…