哲学的抽象機械

Philosophical Abstract Machine

2019-08-26から1日間の記事一覧

佐藤祐市の映画『 累 かさね 』( 2018 )を哲学的に考える〈 4 〉

■ 佐藤祐市の映画『 累 ーかさねー 』( 2018 )を哲学的に考える〈 3 〉 からの続き 6. サロメの首、丹沢二ナの首 a. この映画において『 サロメ 』が特権化されているのは、監督の佐藤祐市がクライマックスの場面で、斬首された "ヨカナーンの首" と "丹…

佐藤祐市の映画『 累 かさね 』( 2018 )を哲学的に考える〈 3 〉

■ 佐藤祐市の映画『 累 ーかさねー 』( 2018 )を哲学的に考える〈 2 〉 からの続き 5. "サロメ" の誕生 a. この映画のラストで使われている戯曲『 サロメ 』がオスカー・ワイルドによるものだということは既に述べました。そして前回では、ワイルドの『 …

佐藤祐市の映画『 累 かさね 』( 2018 )を哲学的に考える〈 2 〉

■ 佐藤祐市の映画『 累 ーかさねー 』( 2018 )を哲学的に考える〈 1 〉 からの続き 4. サロメの系譜 a. 『 累 ーかさねー 』の中で上演される『 サロメ 』( 1893 ) はアイルランドの作家、オスカー・ワイルド ( 1854 ~ 1900 ) の戯曲なのですが、これは新…

佐藤祐市の映画『 累 かさね 』( 2018 )を哲学的に考える〈 1 〉

監督 : 佐藤祐市 公開 : 2018年 脚本 : 黒岩 勉 原作 : 松浦だるま 『 累 -かさねー 』 出演 : 土屋太鳳 ( 丹沢ニナ たんざわにな ) : 芳根京子 ( 淵 累 ふち かさね ) : 浅野忠信 ( 羽生田 釿互 はぶた きんご ) : 横山裕 ( 烏合零太 うごうれいた…