〈 It / Es 〉thinks, in the abyss without human.

Transitional formulating of Thought into Thing in unconscious wholeness. Circuitization of〈 Thought thing 〉.

Entries from 2020-05-02 to 1 day

▶ アラン・ロブ=グリエの映画『 囚われの美女 』( 1983 )を哲学的に考える〈 3 〉

A. ここで見逃すべきでないのは、性的なもの に対する男女の違いです。ヴァルテルの女に対する見方が主観的フレームに基づくものだとするならば、マリー・アンジュの官能性はヴァルテル自身の欲望の投影に他ならないということが出来るでしょう。しかし、こ…

▶ アラン・ロブ=グリエの映画『 囚われの美女 』( 1983 )を哲学的に考える〈 2 〉

La Belle Captive by ルネ・マグリット A. ここで、1章で言及した La Belle Captive の2つの邦訳の話に戻りましょう。一見すると『 囚われの美女 』の方が、こなれた感が出ていて La Belle Captive の訳として収まりがいいように思われるかもしれません ( …

▶ アラン・ロブ=グリエの映画『 囚われの美女 』( 1983 )を哲学的に考える〈 1 〉

監督 アラン・ロブ=グリエ 公開 1983年 出演 ダニエル・メグイシュ ( ヴァルテル ) ガブリエル・ラズール ( マリー・アンジュ・ヴァン・ド・レーヴ ) シリエル・クレール ( サラ ) A. アラン・ロブ=グリエの映画『 囚われの美女 』が画家ルネ・マグリット…