哲学的抽象機械

映画・哲学・音楽について考える

2019-12-28から1日間の記事一覧

ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 4 〉

■ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 3 〉からの続き 6. ハネケが無意識に考える集団的なもの a. 実は、ハネケが集団的なものの謎めいた不特定性を描いたのは『 白いリボン 』が初めてではありません。彼は既に、『 隠…

ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 3 〉

■ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 2 〉からの続き 5. 悪の出現 a. ようやく、ここにきて『 白いリボン 』におけるハネケの無意識的狙いを哲学的に解釈出来ますね。そのためには、ハネケの『 ファニーゲーム 』を念…

ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 2 〉

■ ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 1 〉の続き 4. ハネケのアプローチ a. 以上の事を踏まえた上で、『 白いリボン 』について考えていきましょう。多くの人が気付いているように、この作品はドイツの村での陰鬱な出…

ミヒャエル・ハネケの映画『 白いリボン 』( 2009 )を哲学的に考える〈 1 〉

公開 : 2009年 監督 : ミヒャエル・ハネケ 脚本 : ミヒャエル・ハネケ 出演 : クリスチャン・フリーデル ( 教師 / エヴァと結婚する ) : エルンスト・ヤコビ ( 語り手 / 過去を語る年老いた教師の声役 ) : レオニー・ベルシュ ( エヴァ / 男爵家の乳母…